食育担当のAYUMIです。
我が家は、今ではめずらしい四世代同居でした。
朝はかつお節を削る音がし、みんなで食卓を囲み、旬のもの伝統食を食べて育ちました。
振り返ってみると家庭の中にたくさんの学びがあり、貴重な経験をしていたのだと思います。
今、自分が親になり
「子供たちに残したいことは?」と聞かれたら「食を教えておきたい」と答えます。
生まれたときは健康であれば・・と皆さんも思ったはずです。
HAPPY HORIZONS食育担当
Ms.Ayumi
食品衛生管理者/製菓衛生士
ですが、子供の成長は「6歳までの食事で決まる」と言われるほど、幼児期の食事は大切です。
しかも、0~6歳までの食生活は味覚や感情だけでなく、脳への栄養にもなりワーキングメモリーやIQの高さにも影響します。
忙しいと何となく後回しにされがちな「食」ですが、当たり前にあるものこそ素晴らしいものはないのかもしれません。
私は、子どもたちに自分で食を選び、自分の体、じぶんを大切にできる人、そしてメシの食える(社会に対応できる)大人に育ってほしい!!
そんな願いから「食」を通してひとを「育む」お手伝いができたらと思っています。
調味料についてもミネラルの多い天然塩やきび砂糖、味噌やしょうゆは無添加のものを使用しています。
安全でおいしい食事が作れるよう日々改善しています。
HAPPY HORIZONは
有機野菜農園「 オーガニックすみだ農園」と提携しています。
そんな「お手伝いクッキング」を月に一度行うことで、子供たちの五感を育て、食べ物や人に感謝し、作る楽しさを知ってほしいです。
4月 ふきのすじや匂いを感じてみよう
5月 掘った 竹の子 を調理しよう
6月 梅ジュース作り
7月 昔ながらの調理道具を使ってみよう
8月 バターつくり
9月 魚をさばいてみよう
10月 稲がお米になるまで
11月 出汁の違いについて
12月 「いただきます」ってなんでいうの?
1月 体の仕組みと食べ物は排出されるまで
2月 味噌つくり
3月 イカをさばいてみよう
顔の見える調理室にこだわりました。
保育室からオープンなキッチンを見渡すことができます。
自分たちのために
心を込めて料理をしてくれる人が見え
音がし、匂いがすることで、
より一層給食が楽しみになります。
また逆に子どもたちの顔色、会話がきこえることで様子がわかり、嬉しいのと同時にとても助かっています。
なにより、食べることについての有難みを感じてもらえればと考えています。
「同じ釜の飯」と「仲間」でおなかま。
先生たちは子どもたちの食事補助をしているため、一緒に食べる時間も限られてしまいます。
やっぱり大好きな先生と一緒にご飯が食べたい!
みんなの顔を見ながら楽しく食べたい!
ということで、月に一回みんな一緒に同じご飯を囲んでワイワイ食べます。
この日ばかりは食べ方なんか気にしない!
とにかくみんな揃って食べると楽しい!を味わう、食事の基本です。
食材や調味料だけでなく、環境ホルモン作用の少ない食器、合成化学物質無添加の食器用洗剤などにも気を配ります。
また、2か月に一度 世界の料理を紹介します。
こうすることで他国への興味や一緒に生活しているお友達への興味も一層深くなります。
イベント食 実施例
2016年4月 フィリピン料理
2016年6月 ・・・ etc
自分の住んでいる日本を知ってほしい。日本の伝統行事や旬を大事に残していきたい、という思いで和食中心のメニューを作っています。
HAPPY HORIZONSの毎日の給食が、お子さまたちの楽しい生活の一部になりますように・・・
こぼさないようにそ~っと配膳
いただきます!