保育理念

創業・教育に対する想い

こんにちは!HAPPY HORIZONS代表の町啓介です。今日は、私がこの保育園を設立した経緯と、その理念についてお話しします。

保育園の理念

「なんでも自分でやる大人」に育ってほしい
これまで2000人を超える地域の保護者の方と関わらせていただきました。その多くの保護者の皆様が、「自分の子どもが大人になったら、自分のやりたいことをやってほしい」と話されています
わたしたちは、自分の人生を自分の力で創り、切り開いていく大人になってほしいと願っています。

保育理念

「毎日ワクワク × HAPPY と過ごすことで、子ども自らが「創り出す力」を育む」

教育に対する想い

私たちの子どもたちが大人になるころ、つまり20~30年後の世界を想像できますか?教育の定義の一つに、「社会に出たときに意味のあることをする」とあります。とすると、わたしたち教育者は20~30年後の世界を想定する必要があるのです。

グローバル時代の課題解決

いま、わたしたちは目の前の課題を解決するために、世界中の人々と手を取り合う時代に入っています。

情報化社会、グローバル社会、AI社会。英語はこの100年で世界共通言語となりましたが、多言語世界の人々とコミュニケーションを図り、社会課題を解決していくこととなります。

AI社会の到来

とくには、AI社会。

今から20~30年前、スマートフォンという小さなデバイスを多くの人が持ち、インターネット上で情報のやりとりをする世界を想像できていた方いらっしゃいますか?もちろん私は微塵もありませんでした。

ムーアの法則が提唱されてから60年、半導体の成長はまさにその通りになりました。これと同じ、またはそれ以上の加速度的な成長を遂げると言われる技術の進歩は、AIの登場で現実のものとなりました。

シンギュラリティの予測

AI搭載ロボット1台が、全人類の英知の総和を超えると言われるシンギュラリティ(技術的特異点)。その到来が2045年であると予測されてから早数年が経ちました。
ChatGPTの登場はシンギュラリティを予測した有識者たちの想定より2~3年早かったそうです。大学の卒論をChatGPTに頼んだら数分で完成してしまう世界を誰が予測できたでしょうか。

つまり、たった数年での技術進歩は、これからさらに加速度的に進んでいきます。1000年に一度の、農業革命、産業革命に次ぐ、“技術革命”がいままさにその時なのです。

未来の子どもたちのために

今の子どもたちが大人になるころ、今ある職業は半分がAI、ロボットにとって代わられると言われています。そのような中、私たちは、子どもたちに何を教えたらいいでしょうか?

わたしは、「自分で創り出すこと」の大切さを伝えていきたいのです。

どんな状況になろうとも、どんな時代になろうとも、自分で考え、自分で判断して、誰かに言われるまで動けないのではなく、自分で創り出していくのです。

知識と経験のバランス

言われたことを覚えることも重要です。知識を蓄えることも重要です。それらに経験が加わり知恵となり、生きる力を養っていきます。圧倒的に今の日本の教育には失敗し、感情的になり、次なる経験の礎になる、そんな“経験”よりも、知識を蓄えることに重きが置かれていると、そう思いませんか?

「みんなと違ってもいい」という環境の中で、もっともっと自分を表現し、多くの事を経験してほしい、そう思いませんか?

幼児期における自己表現の重要性

幼児期においては、自分を表現する、ためにARTが重要なポジションにあると確信しています。綺麗に絵を描くことではありません。自分の思った通りのものを、絵や工作、ダンスやミュージックを通して表現するのです。

そもそも国籍や学年や性別や、考えの違う友達たちと自由に言い合っていい、そもそもが“違う”環境であれば、ああ、違っていいのだと感じるのです。

技術革命時代の幼児教育

だから、これからの技術革命時代において、幼児期にいかに「自分で創る」ことを体感することが重要になってくるのです。

そして、脳科学的で人間形成において最重要と言われる幼児期にこそ、こうしたことが本当に大切になるのです。

環境変化と未来への課題

世界はこれから環境破壊をいかに抑えていくかが重要なテーマの一つです。日本でもその変化はすでにあります。 秋と言えば秋刀魚(サンマ)!で育ったわたしたち。

最近、秋刀魚を頻繁に食べている方いらっしゃいますか?わたしは、ほんとうに記憶がありません。それは海水温の上昇により、銚子漁港での水揚げゼロであったことなどが原因です。

少子高齢化社会の現実

環境の変化はわたしたちの身にもはっきりと迫ってきているのです。

またここ日本においては、少子高齢化による様々な問題があります。

単純に・・・ 労働者数が減り、ご老人が増えたら、年金払いきれませんよね?

事実、わたしが会社を興した10年前から比べ、社会保障費(厚生年金、健康保険)が30%近く上がっています。

年収300万円の方が給与を30%上げられたら年収400万になります。

それって容易なことではないですよね?

それがなんの前触れもなく社会保障費は30%も上がっているのです。

この10年でこれですので、毎年80万人の人口減少を経て、この後30年で労働人口が30%以上減った時には、何倍の社会保障費が必要になるか、計算は難しくありませんよね。

もちろん、社会保障だけでなく、一極集中による地域の過疎化、地方自治の倒産…

公共事業費の圧迫によって、川にかかった橋を補修できなくなったり、ごみ収集が週に2回から月に1回になったり…

わたしたちはそんな社会に意味のあることをして、子どもたちを育て、世に出していくのです。

教育の変革を求めて

だから、もうそろそろ、決まったことを教えて、それを覚えたらよいという、みんな同じな教育から脱却しませんか?

生まれながらに天才で、無限の可能性しかない子どもたちに蓋をするのをやめませんか?

しつけは大事ですが、しつけと称して押さえつけるのはやめませんか?

自分で考えて、自分で判断して、自分を表現して、自分の人生を自分で創れる人を増やしていきませんか?

そう、わたしは想うのです。

日本の伝統的教育理念「徳積み」

忘れてはいけないのは、ここ日本には古くから徳積みという正しい教育理念があります。

先祖供養、自然崇拝からなり、自分の生き方を、自分自身を律するのです。

礼儀作法、所作を整え、義理堅く、恩を忘れず、他者を敬い、嘘をつかず誠を通すのです。

これらが、日本のおもてなし文化につながっているのです。

どんなときにも列を守れるのが日本の文化なのです。

自分らしさを大切に

そうした徳積みの上に、わたしたち自身の“らしさ”を積み重ねていきたいと、そう考えるのです。

自分を大切に。

自分らしさを大切に。

親の愛を感じ、しっかりとした食生活で体を大事に。

自分で自分を信じれる生き方をしてほしいと願っています。

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