entrance ceremony(入園式)

2016年度、HAPPY HORIZONS入園式が執り行われました。
桜の開花も間に合い、晴天で素晴らしい気候に恵まれ楽しく心躍る入園式となりました。

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この4月からKinderクラス(3歳~5歳)へ進級、入園されるお子さまが対象の式は、笑顔あふれる楽しい入園式となりました。

お兄ちゃん、お姉ちゃんからのWelcome message、歓迎の歌を一生懸命聞いていました。

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昨年に引き続き、congraturaitionの看板は子どもたちの自作。

HAPPY HORIZONSの子どもたちが、「こどもが持つ遊び心にふたをせず、子どもらしく毎日をワクワクと過ごすこと」そんな思いが施設長挨拶(*)にありました。

HAPPY HORIZONSでの日々の生活をHAPPYに送れる環境を作り続けよう!
とスタッフ一同気を引き締めました(^^)/

まち
(*)施設長スピーチ
今後20年の間に約50%の労働人口が人工知能(AI)やロボットに代替えされます。
まさに今ここに座っている子どもたちが社会人として世に出る時期です。
先日もGoogle社の開発したロボットが初めて人間のプロ棋士に勝つという快挙がありました。
ご存知の通り、技術の進歩は歴史を大きく変えてきました。
今後これにより労働環境も大きく変わってきます。
ロボットなどに置き換わる可能性の低い職業はアートディレクタ、カウンセラー、医師、歯科医、教員、保育士、デザイナー、ミュージシャン などなど
逆に置き換わる可能性の高い職業は一般事務員、データ入力、レジ係 など
こうした特別な知識やスキルが求められない職業に加え、データ分析や体系操作が求められる職業は減ってきます。
芸術、歴史、哲学など抽象的な概念を整理して創出する知識が求められる職業や、他者との協調、ネゴシエーション、サービス志向、グローバルコミュニケーションが必要な職業が残ってくる。
創造性、協調性、グローバル、といったところがますます社会から求められるスキルとなってきます。
このころになると、国境を超えた仕事が当たり前になり、仕事の相手、パートナーが外国人であることが当たり前になってきます。
さらに30年後はシンギュラリティー(技術的特異点)がやってきて、2045年問題、などと言われています。これは世界の識者の間では真剣に議論されています。
コンピュータ技術がこのまま発達し続けると、とうとう地球全人類の知能を超える究極のコンピュータ「A・I」が生まれる・・・
そのA・IはさらにA・Iを作ることができ・・・
人類最後の発明は最初のAIを開発すること、ここがシギュラリティ(技術的特異点)と言われています。
詳しくは話しませんが興味のある方は調べてみてください。

さてこのような社会に対して、子どもの教育環境はどうなってくるのかということに触れたいと思います。
現在の日本の教育では、「規範やルールに従い行動する力」「専門知識」といったポイントは高い。
「協調性、課題発見力」などは普通。
「創造性」「主体性」「グローバル」のポイントが極めて低くなっています。
すでにこの時点で、社会が求める力と学校で学ぶこととのギャップが大きくある。
こうしたギャップを埋めるために教育改革が進められている。
2020年から思考・判断・表現力を問う問題へと大学センター試験が変わります。
またこれもつい先日公表されましたが、H28年度のスーパーグローバルハイスクール11校が決定されました。
SGH認定はH26年度から始まった。
この学校はプロジェクトベースラーニングやアクティブラーニングを取り入れたグローバル環境で、創造性、主体性、グローバル、自発性といった力を養っていきます。
また、小学校中学校でもアクティブラーニングを取り入れたり、スタンフォード大で開発されたデザイン思考(これは問題発見、問題解決に取り組む思考プロセス)などを学習に取り入れる学校が増えてきました。
先日世界のグローバルティーチャー賞TOO50に日本人が初めて選ばれました。
この方は中学の先生ですが、グローバル人材の育成に貢献したことが評価されました。

こうした社会の発展や教育環境の変化に対して、人格形成が最もなされるといわれる3~5歳の幼児期にどのような環境で育つべきか。

我々HAPPY HORIZONSが最も大切にしていることは・・・
こどもが持つ遊び心にふたをせず、子どもらしく毎日をワクワクと過ごすこと。
そのうえで、創造性を育むレッジョエミリアアプローチ(プロジェクト、ドキュメント)、多様性を育むインターナショナルな環境を提供していきます。
さらにこれまでも力を入れてきた食に対し、今年度から「食を通じて人を育む」ということで引き続き力を入れていきます。
長々話しましたが、お子さまが生まれたその時に親が思うこと、「健康で友達と仲良く、すくすく育ってくれたらいい」そう願ったはずです。
いつしか、まわりの子と比べてしまったり、将来子どもにはこうなってほしいと考え欲がでてきたり。
まず大切なことはその根幹の部分です。
食に力を入れる理由はそうしたところからです。
小規模でやらせていただくのも、一人ひとりのお子さまとしっかり向き合いたいからです。
お家でやらせていただいているのもお子さまに少しでも安心した毎日を過ごしてほしいからです。
こうしたベースの上で、創造性やグローバルといった環境作りを行っていきます。

HAPPY HORIZONS SKYクラスは今年度で2年目となります。
皆様と一緒に1年間過ごすことを心から楽しみにしています。

2016.4.1
HAPPY HORIZONS施設長 町

問い合わせ先

世田谷区、自由が丘、九品仏のインターナショナルスクール
HAPPY HORIZONS|ハッピーホライズンズ
〜レッジョ・エミリア教育アプローチベース〜
03-6432-3070
info@happy-horizons.com