Cooking Day

9月新米の季節でしたので、「米」についてでした。
稲→玄米→ぬかと白米→お米が精米され毎日のご飯になることを知り、ぬかはぬか漬けが作れるという話をしました。
ぬかのにおいや手触りに興味津々な子供たち。
「くさーい」と言いながらべちゃべちゃした感触を楽しんでいました。
みんなで新米をといでランチで美味しく頂きました。
また、手作り味噌も完成したので、こちらも味噌汁で頂きました。
せっかく味噌が出来上がったので何種類か味噌を並べ、スーパーでたくさん売っている味噌の中で良いものを選ぶにはどうしたらいいかな?とみんなで考えました。

食育は出された良いものを食べる、、ことだけではないと考えています。
良いものを出され食べ続けても、大きくなり知識がなければ良くないものを選び、それを口にすることになります。
小さいうちから食べ物は自分で選んで食べるんだ!ということを体感してほしいと思っています。
すぐに身につくことではありませんが、記憶の片隅に残ってくれたらと思います。
子供と一緒にスーパーに行ったら、いろんな種類の食品を比較してみてください。
大人でもその違いに驚くことがあると思いますよ。。

10月は「先生にランチを作ってあげよう」でした。
私がランチを日々作るなかで、子供たちにも伝えたいなと思っていたことがありました。
それは、「おいしー」と言われる『喜び』です。
わたしの嬉しさをみんなにも味わってもらいたいと思っていました。
そこで、スカイチームが中心となりカレーを作ることにしました。
フォレストはお米をといでくれ、スカイチームはルーを。
フォレストはスカイチームなしで頑張ってくれました。
スカイチームは野菜の皮むき、すりおろしをがんばってくれました。
炒めるころには飽きて何人か脱落、、でも、やりたい子だけで進めました。
子供の興味はそれぞれですし、無理すると嫌なイメージだけ残ります。
次回やってくれたり、その次に頑張りだす子もいます。
今回は火を扱うこともあり、やれる子だけで作業することにしました。
火を使って野菜をいためカレー粉やトマトなどの材料をいれ煮込みました。
実はこの間フォレストと先生はパークへ。
今日は公園に行かずがんばって作ってくれたんです。

Thanks sky team!!

そして最後に味見をしてもらい、足りないものを足して完成しました。
その間にあったちょっとしたことを付け加えます。
実は飽きてしまった子供たちの中にも味見だけしたい、、と最後に参加してくれた子がいました。たぶん来るよなーとは予想してはいたんです。
そしてどうしようか?と悩んでもいたんです。
そして、私はかわいそうだけど味見をしてもらいませんでした。
なぜか、、 味見は料理の一工程です。
何を入れたかわかっていなければ、何が足りないかわかりません。
さらに頑張って最後までやったからこその特権でもあります。
これであげたら、頑張る意味を知れなくなる気がしたのです。
食べたいと最後までいっていましたが、しっかり説明をして我慢してもらいました。
そのかわり、配膳頑張って大盛カレー食べようと約束しました。
飽きてしまった子たち、配膳はとても頑張ってくれましたよー!
そしてみんなで大盛カレーをたべました。。
フォレストも先生も「おいしー、おいしー」と何度もおかわりをし、
「Thank you,   Sky team」 とみんなから言われていました。
何が正しかったかはわかりません。
ただ、与えることは簡単ですが我慢したからこそ自ら次はガンバローとする力、意欲にかけてみたかったんです。
私もですが、つい手を出したくなったり、子供の希望通りにと思いがちですが、大人がそんな気持ちをちょっと我慢すると子供たちは一歩成長するように思うのです。
またまた、私にとって学び多きクッキングデーになりました。
いつも子供たちに学ばせてもらっています。
ありがとうございます!!

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