卒園式

卒園式

2018年3月16日
HAPPY HORIZONS 2期生の卒園式でした。
開園してから3年、当時年少さんから入園いただいたお二人が晴れてこの3月で卒園となります。
この3年間がフラッシュバックし、涙のとまらない卒園式でした
お婿、お嫁に子を出す感覚はこうなのでしょうか・・・
卒園式前日、大人、子ども全員で二人に持って行ってもらう「お味噌」をつくり、卒園式でお渡ししました。
先生たちの涙ぐんだ顔、後輩のお友達からのたくさんのお手紙、
涙の中で、自分たちのやらなくてはいけないことを再認識させていただきました。
今後日本そして世界の10年、30年、50年先のことを考えながら子どもと接し、
その先に意味のあることをするのが教育なのです。
先人から受け継いできた道徳、伝統、文化、その国の人らしさ、躾、美徳
そうした大切なことをしっかり受け継ぎながらも、未来の国、社会の変化を見据えていま、
教育を変えていかなくてはいけないのです。
知識偏重から人物重視へ。
今後ますます「その人らしさ」が大事になってきます。
大学教育はすでにこのような方向へSHIFTが始まっています。
幼児教育も国の指針(幼稚園教育要領、保育所保育指針)が2017年に変わりました。
しかしまだまだ幼児教育の現場へはそのSHIFTの波が降りてきていません。
・右へならえの教育
・子どもたちへ考えさせるのではなく、全て教え込むもの

ではわれわれ、教育の入口にある幼児教育の現場はどうするか?
保育とは、養護だけでなく教育をどうとらえるか?
いまの大人たちは子どもにどう接するのか?
それは、

「子どもの個性、考え、想い、言葉に蓋をしない」こと
そんなお話がDirectorよりありました。

AIによる仕事環境の激変、少子高齢化社会による社会保障の崩壊、温暖化など環境破壊による住環境の変化、
医療発達などにより世界で初の100歳時代が訪れる日本国。
戦争やテロがないとも限りません。
また必ずや起こるであろう首都直下型地震などの大震災。

その中で生きていくのが今のこどもたちなのです。
主体的に、かつ対話をもって。
知識を蓄え、考え、判断し、表現・発言し、コミュニケーションをとり、議論し、目標をたて、
その目標に粘り強く向かい、自分の強みに気づき、自分の使命に気づき、自分で生きていかないといけないのです。

このような変化の著しい社会の中で、大人は、子どもに何を教えられますか?
いまの大人が経験したことない事をどうやって教えますか?

教え込むのではなく、
「子どもの個性、考え、想い、言葉に蓋をしない」
のです。

彼ら、彼女らは、自分の人生を自分自身で創っていくのです。
二人の卒園生が、自分らしく、自分自身で輝かしい人生を創っていくことを、心から願っています。
卒園おめでとう。

HAPPY HORIZONS

DSC00109-1 DSC00120-1 DSC00125-1 DSC00168-1 DSC_0486-1 DSC_0489-1 DSC00101-1